ミラノデザインウィークでは、イタリアの陶磁器ブランド『リチャード・ジノリ(Richard Ginori)』のプレゼンテーションをみて、このブランドが確実に復活している事を肌で感じました。
ジノリというと今までは、
おばあちゃん趣味のちょっと古くさいティーカップとか...
贈答品でもらったけど使わず実家の棚の奥に箱ごと眠っている...
私にとってはそんなネガティブな印象でした。
ところが、今のジノリは違いますね!
013年4月に「グッチ(GUCCI)」が同ブランドを買収して以来、リブランドが進められました。
14年からはアレッサンドロ・ミケーレがディレクションをしていますので、かなり私好みになっていました!
ミラノ店舗は、アレッサンドロカラーに染め上げられ、格式とユーモア、ロマンティシズムに満ちあふれています。
「リチャード ジノリ」は、カルロ・ジノリ侯爵が1735年にドイツのマイセンに負けないものをイタリアにも作りたい、との思いから自ら研究を重ね、フィレンツェに近い自領ドッチァに窯を創設し、その歴史がスタートしました。
昨今日本では食洗器の普及により、高級洋食器のニーズが減少していますが、
グッチの指揮により、しっかりとしたコンセプトをもって、ぶれない経営をしていくであろう新生ジノリは、日本でも人気が出てくるに違いないと確信しました。
4日に店舗で行われたプレスプレビューでは、グッチCEOのマルコ・ビッザーリにも再会できました!
このブランドの今後の展開が楽しみです!
Richard Ginori
https://www.richardginori1735.com/
★インスタグラムでミラノの様子をガシガシ上げてます!
https://www.instagram.com/masaharukawasaki